「エクサパズル」は、新発想パズルです。

子どもの行動を見ていると、時々この子にこんな面があったのかというような行動に出くわすことが少なくないと思います。これは、子どもが持っているのびのびとした自由な行動の中に、親の保護の中で発揮されなかった、その子が持っている普段は能力や行動特性が、本人の気づかない状態で表現されたからで、これこそが最も大切にしなくてはならない、その子の隠された個性ともいうべきものなのです。

こうした隠された、あるいは普段はあまり表面に現れない行動の中に、その子の個性というものがあるとしたら、そういう特性を表出させる素材が必要です。特に子どもの持っている創造性・独創性といったものは、ごく普通の日常生活の中では余り具体的行動として現れることは少なく、もしあったとしても保護者がそれに気づく事は、極めて稀な事といわれています。

手のアップ写真

このような子どもたちには、こうした特性を表現することが出来る素材を与えてやらなければなりません。エクサパズルは、正にこうしたことを目的として作られたもので、何が出来るかはその素材を前にして具体的に行動をする子ども達、時には大人だけが分かる事で、そこに働く特性こそが、その人固有のものであるといえます。

ごく普通に皆と同じ行動をすることも大切な社会性の要因の一つと言えますが、それ以上にその子にとって大切なことは、人と違った特性をどのように社会の中で適合させていくか、ということでもあります。ある目的を持って何かを作り上げるということも達成感の充足には、大きく役立つ事は確かですが、何かの見本をモデルとして作り上げたものと違って、自分が自らの力で作り上げたものは他からの評価は別として、自分にとって最大の業績であることには変わりありません。

そうした視点からこのエクサパズルは、平面で表現することも立体で表現することも可能にしているので、多様な造形を作るだけでなく、立体の持つさまざまな特性を体感することができ、ある対象を理解する時に必要とされる総合的認知力の訓練になると思います。

子どもが、このエクサパズルで何かに挑戦し始めたら、その出来ばえは別として、その挑戦の姿勢に大きな声援を送ってやりたいものです。そうした周りの理解と支援こそが子どもが持っている今まで表に出ていなかった能力や独創性を育むことになり大きな自信を持たせる事にもなると思います。

開発者 奥村 晋